『忍びの国』第2回目の鑑賞 5
祇園祭は後祭中。
デネルでございます。
本日はアイドルグループ嵐のキャプテン・大野君主演の映画『忍びの国』の感想文の続き ( ← ご参照下さい )をば。
これより以下は物語に触れています。
「ノーーーーーーーー!」な方は今すぐ回れ右をして出口へとお急ぎ下さい。
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ネタバレあり!!
要注意!!
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◆京チーム
小さい子どものいる家族を見てネズミ君を思い出す お国さん。
ネズミ君は赤ちゃんの時にドナドナされて来た。
引き車の荷台に乗せられた子どもたちの映像。
あたしゃ当時のネズミ君の様子を再現しているとばかり。
荷台で怯えていたあの幼子は・・・・
グオーーーーーーーッ。
このシーンでもやっぱり無門さんは連れて来られた幼児の事なんていちいち気に掛けていられないって感じで淡々と話す。
自分とは関係が無いと思わせて実は・・・・
なんですけどねぇ。
切り離さないと厳しい現実を生き抜いてこれなかったからだとみた。
お国さんご立腹。
子どもが伊賀で戦っているのに京になんて行ってられない!!
「行くよ! 行きますよ!」 ⇒ 「どこへ?」 ⇒ 「京の都に・・・」 ⇒ 「無門殿!」のやり取りに笑い皺がツツツツツー。
無門さんと お国さんのテンポの良い会話は可笑しくてキュ~トで、お似合いのカップル。
お国さんが一万がん(←漢字が分かりません)の“小茄子”を無門さんに渡した!!
お給料を受け取った時や“小茄子”を出した時に袖にそっと乗せる所作が凄く好きです。
この時代の良家のお嬢様の嗜みざますかね!?
何も言わず、“小茄子”を無門さんにそっと差し出す お国さんの懐の深さに拍手喝采。
内助の功!!
素敵!!
あてくし、無知故に映画では3回の鑑賞を通じて全て“ぞうひょうくび”と平仮名でしか聞こえず、「“ぞうひょうくび”? なんのこっちゃ?」でして、先ほどデネル.comして初めて分かりました。
“雑兵首”か。
“雑兵”、それすなわち、指揮者や役づきではない、身分の低い兵隊の事。
にゃるほど~。
また一つ知識が増えたわい。
“雑兵首”にはお幾ら円(←覚えられず)、“兜首”にはお幾ら円(←覚えられず)、信雄さんの首には5000がん(←漢字分からず)の賞金が。
と言う事は、よしんば信雄さんの首を獲った人に無門さんが“小茄子”の分配金から本当に分け与えるんだとしたら、自害された凜さんの遺志を図らずも叶えてあげられる。
嘘をついた事にはならないですよね。
「直ちに合戦場に参集せよ!」は予告CMでよく聞いた!!
高らかな声に自称ガラスのハートがときめきっ放し。
「平楽寺(←漢字はこれ?)で待っといてくれ」と お国さんに“小茄子”を託す無門さんが爆裂に男前。
と言う事は、アゲイン。
平楽寺、それは、鼻水と涙がどんぶらこだったあのシーンのお寺に違いない。
ノーーーーーーーン!!
と言う事は、アゲインのアゲイン。
冒頭からよく登場していたあのお寺!?
十二家評定衆の会議の場!?
いろいろ繋がっている!!
颯爽と走り去ろうとする無門さんの背中に向かって お国さんが「無門殿!」と一言。
「ご無事で。 決して、死んではなりませぬぞ」もCMとかでよく見た!!
そんな風に言ってもらえる、心配してもらえるとは露程も思っていなかったであろう無門さんの驚きの表情にスクリーンの前で「えがったな~」と感動するキモキモD。
これまで散々ディスられてきましたもんね。
まさか、まさか、嗚呼、まさかの お国さんの言葉がめちゃくちゃ嬉しかったはず。
惚けたような、感動を噛み締めているかのうような「これだよ、これ!」の言い方と絶妙な表情に褌を締めて神輿を担いでワッショイ~、ワッショ~イ!!
「これだよ、これ!」が腹立たしいまでに可愛い!!
お国さんからの待望の声掛けに浮かれる無門さんがかばええ・・・ かばええ・・・ かばええ・・・ あ~かばええ・・・・
無門さんは お国さんに惚れ直したに1000点!!
竹下景子で!!
「わしは、伊賀一の忍びじゃ。 死ぬわけがなかろうが!」の叫びがいい!!
かっけぇ~!!
五臓六腑に染み渡るってなもんです。
口調や話し方は無門さんですけれど、大野君の持つ元々の美しい声だからこその伸びである事は間違いない。
続々と伊賀に戻る忍びの皆さん。
お金が一番。
着ていた服を脱いで、段々普段の格好になりながら、我先にと森や沢を駆け抜ける忍びの皆さんが全員笑っている。
「これからのあれこれが楽しみで仕方がない!」ちっく。
アドレナリンの大放出ですにょ。
森のシーンの躍動感が半端じゃない!!
圧巻!!
彼らが走っている際に時折聞こえる狼?虎?の咆吼に鳥肌がゾゾゾゾゾッ。
かっけぇ~!!
“虎狼の輩”の意味も重ねているとみた。
先頭を駆ける無門さんの“ニカッ♪な笑顔がたまらん!!
カメラ目線の笑顔がキターーーーーーッ!!
これまたやっぱり、CMでよく見たやつ!!
伊賀一の忍びのくせにぃ~!!
その“ニカッ♪”は反則ざます!!
櫻井君、例のアレをパクらせて頂きます。
どんだけキュ~トなんだ!!
“ニカッ♪”だけで大好物の芋焼酎ロックを5杯はいけますな。
憎らしいったりゃありゃしない。
疾風の如く駆ける無門さんの軽やかな身のこなしに胸の鼓動は高まるばかり。
声と同様に、大野君の類い希な運動神経の賜物。
ここら辺か、もう少し後のシーンかでロープを掴んで向こうからヒューーーーーーーーーンと飛んで来るんですけれど、「CGってなに?」ざます。
ワイヤーアクションが全然不自然じゃない。
「大野君なら本当に出来るのではなかろうか?」と思えるし、見えるから不思議。
はい、無門さんのおな~り~!!
シュタッ!と華麗に着地して、飄々と「よっ、待たせたな」にいでよ、鼓笛隊!!
どこをほっつき飛んでいるか分からない愛鳩、カンバ~ック!!
腕もさることながらギャップでも伊賀一!!
緩急の塩梅が絶妙過ぎる!!
『無門さんの「よっ、待たせたな」にマニアック』っす!!
ウッス!!
「伊賀の者どもよ、聞けー!」もCMでよく見た!!
声がさ~いこ~!!
眼差しが凜々しい!!
「兜首お幾ら円(←覚えられず)、この無門様がもらったーーーーーー!」に惚れて惚れて惚れまくり。
織田軍の刀?槍?にピョンと飛び乗った忍びさん。
速攻で斬られてしまった彼。
直ぐに気付いたんですが映画を観ている最中はお名前を存じ上げず、スクリーンを眺めながら「“体操せ~んしゅの!”の人!」と心の中で叫んでおきました。
ひゃひゃ。
いつぞやの『うたばん』で大野君も“体操せ~んしゅの!”を一緒にやりましたよねぇ~。
あれから幾年月。
月日は流れてどんぶらこ。
双子?兄弟?の設定かな!?
ロープで交互に降りてきて、大きな石みたな武器で敵を倒す彼らがツボでした。
多勢に無勢でスタートした天正伊賀の乱。
無門さん率いる京チームが加わった事で織田軍は押され気味!!
『忍びの国』第2回目の鑑賞 6に続く。
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