四分の一の絆 其のニ

大野君、テヘッてな極上の笑顔でＹＯＵが頬擦りしているキュ～トな子猫ちゃんと、ピンクの肉球を持つちょっぴりおバカな我が家の愛猫とをチェンジしては下さらぬか！？

子猫ちゃんと私と代わってくれだなんて口が裂けても言えないので、せめてうちの猫と何卒プリ～ズ。

大野君と愛猫が夢の共演を果たせた日にゃ～、あたしゃ感極まってそのままポックリ逝ってしまうに違いない。

愛猫が子猫ちゃんではなくオッサンの域に達しているのが残念無念。

羽織袴の５人組とキティ・パピィ ｗｉｔｈ ５人組とどっちを購入するか妄想中です。

間違えた！！！

どっちを購入するか悩み中です。

両方買おうかしら！？

デネルでございます。

本日はアイドルグループ嵐のキャプテン・大野君が出演したテレビドラマ『四分の一の絆』の感想文をば。

ストーリーについては其の一をご参照下さいませ。

このドラマは出演者全てが名優さん揃いで見応えたっぷりでしたし、物語りも考えさせられる内容だったのであっという間に２時間が過ぎました。

中村雅俊さん富田靖子さん、美保純さん、伊東四郎さんの演技が胸に沁みました。

オエオエ、ダーダー泣きました。

中村さんと富田さん演じる高岡夫妻の血の繋がりは無くとも本当の娘以上に美咲を慈しむ気持ちと、美保さん演じる鈴木靖代の息子・直也への想いは相通じるものがあると思います。

どちらも無償の愛。

例え傷つこうとも、自分達が盾になって子供を守り抜く姿に号泣しました。

罪を犯してまでも子供の命を最優先させる親の愛情に勝るものはないのかもしれません。

もしも私が同じ状況下に置かれたら何の迷いも無く彼らと同じ事をするでしょう。

そして私の両親も。

決して犯罪を美化している訳ではありませんが、愛する人の命が懸かっているのなら法の裁きを甘んじて受けられるのではなかろうか！？と、思ってしまった自分がいました。

皆さんならどうされるでしょうか！？

伊東さん演じる松本医師も尊敬に値する立派なドクターなんです。

患者と生まれてきた子供の事を第一に考えた上で子供の戸籍を改ざんします。

倫理に反するだろ！！と言われればそれはごもっともな意見ですし、正論です。

果たしてその一言で片付けてしまっていいんでしょうか！？

でももっと、大切な何かが世の中にはあるはずだと信じたいんですよね～。

直也が勤めていた工場の社長（モト冬樹）が警察から直也が車を盗んで売りさばいていると聞いて可哀相だと思って雇ってやった、飼い犬に手を噛まれるとはこの事だなどと怒っていたのに、彼が出所したらまたここに戻ってくるように伝えてくれと言うんです。

何度目かのオエオエでございます。

直也達が育った養護施設の園長を今は亡き藤岡琢也さんが演じてらっしゃるんですが、いぶし銀の演技でドラマの重厚感が増すんです。

そしてより一層泣けるんです。

翔太の事で話を聞きに来た高岡刑事と部下にくってかかる剣幕に胸が熱くなりました。

亡くなった翔太の遺骨と一緒に愛心園に帰ってくる姿に涙腺のダムが決壊しました。

ティッシュが何枚あっても足りない勢いだったのでティッシュを鼻に詰めたままで見たぐらいです。

これ、ホントのホント。

演技派の名優さん達の胸を借りて熱演するのが若手の三名様。

失礼ながらドラマを見る前までは全く期待していなかったＳＡＹＡＫＡさん。

彼女の若さ溢れる自然体の演技に凄く感動しました。

直也を一途に想う舞子に激しく共感しましたし、とってもキュ～トだったんです。

気付けば妊娠した舞子を応援しまくっちゃって♪

優し過ぎて優柔不断な直也のケツを蹴り上げてやりたい！！とまで思った私。

ＳＡＹＡＫＡさんの凛とした瞳が綺麗で印象的でした。

翔太役の松尾光次さんという方を初めて拝見しました。

彼も心に傷を負っているんですが、悪ぶってはいるものの直也と舞子の為なら何でもするという心優しき青年を哀しくも切ない演技で好演していました。

このドラマに登場する人物で本当の悪人はいません。

強いて言うなら翔太を騙したブローカーぐらいです。

高岡親子も、鈴木親子も、松本医師も、愛心園の園長も、舞子も、翔太も、高岡刑事の上司・部下達も、直也の雇い主も、全員が何の見返りも求めずに大切な人の為に行動を起こします。

涙、涙、あぁ、涙・・・・

チキショ～、泣き過ぎて目が腫れる！！！

『四分の一の絆』がこんなにも号泣する作品だったとは思ってもいませんでした。

まさか涙と鼻水の嵐になろうとは。

２００４年の放送当時より更に世知辛くなってしまったこの時世に、改めてオンエアしてみてはいかがでしょう、ＴＢ○さん！？

テクノロジー満載の現代で、お金では買えない人の温かさに触れる事が出来る感動巨編ですもん。

世の中捨てたもんじゃないなと思わせる秀作ですもん。

是非ともご一考下さいませ。

自分勝手で人を思いやる心が著しく欠如している私に一筋の光を差し込んでくれたドラマでした。

これにて感想文を終わらせて頂きます。

・・・・・・

・・・・・・

待て　待て　待てぇ～い！！！

大野君にまつわるエトセトラがこれっぽっちも登場しないじゃないか！！！ですって！？

ノンノンノン。

大野君、もしくは直也については其の三で薄気味悪いぐらいにペロッとまるっと語り倒すつもりでおりやす。

ええ、マニア目線丸出しのいつもの私のアレで。

だって私はウルトラ級に『智にマニアック』なんですも～ん。

得意技なんですの♪