四分の一の絆 其の四

「嵐の大野智さんのですよね！？」

これな～んだ！？

正解はですね、２月８日に出版されるアイドルグループ嵐のキャプテン・大野君の作品集『ＦＲＥＥＳＴＹＬＥ』を地元の本屋さんに予約しに行った時に店員さんに言われた言葉がこれ。

ＹＯＵ帝国のＨＰで得た情報を走り書きしたメモを店員さんに見せた時にこう言われたんです。

因みにメモの内容は「ＦＲＥＥＳＴＹＬＥ・大野・２／８」でした。

ええ、詳細を書くのが面倒臭かったんです。

私の書いたなんちゃってメモだけで大野君の本だと分かるって凄くないですか！？

しかも「大野さんの個展のニュースをテレビで見ました。作品集を出されるんですよね。」って言われちゃって♪

店員さんが大野君のフルネームを知っていてくれた上に個展の話も出してくれた事にとてつもなくジ～ン。

思わず感謝のハグ＆チュ～をしそうになりました。

待てよ！？

もしかして実は彼女は嵐さんのファンなのか！？

予約票の“著者”の欄に書かれた「大野智」の文字に訳も無く感動しました。

デネルでございます。

本日は大野君が２００４年に出演したテレビドラマ『四分の一の絆』の感想文をば。

詳細は其の一・其のニをご参照下さいませ。

前回は直也と舞子のあのシーン（　←　其の三をご参照下さい）で終わりました。

実は大野君の登場シーンはもう無いんです。

が、しか～し、出所する母親に宛てた手紙を朗読する大野君の声が最後の最後で感動の渦に巻き込むのです。

エンドロールが流れる中、直也の朗読が始ります。

下に手紙の内容そのままをアップしていますが、一呼吸おいて間を取って読んでいる所はスペースで、強く読んでいる所は句読点で書き分けています。

「母さん、せっかく母さんが帰って来るのに　迎えに行けなくて　ごめんなさい。僕の代わりに　愛心園で一緒に育った女の子が　迎えに行きます。今、その子のお腹には　僕の子供がいます。あの日母さんが僕を守ってくれたように　僕も母さんやその子を、新しく出来た大切な人達を　守りたい。今まで照れて一度も書けなかったけど　初めて本当の気持ちを書きます。ありがとう、母さん。僕を産んでくれた事、僕を守ってくれた事、僕を心配してくれた事、本当に、　　ありがとう。」

涙、涙、あぁ涙・・・・

“ありがとう、母さん”の言い方がオエオエくるぐらいに優しいんです。

ここが一番グッときました。

まるで直也がそこにいるかのような錯覚を覚えたほどです。

『黄色い涙』をご覧になった方はご存知だと思いますが、圭くんの朗読のシーンと同じ温かさがこの手紙にはありました。

う～ん、言葉では表現しにくい。

直也の声なんですが醸し出す空気が圭くんのと一緒なんです。

心のこもった優しい語り口調なのでございます。

いつまでも聞いていたい耳心地のいい声と読み方なんですよね～。

結局行き着くところはコレ♪　↓　↓　↓

大野君の声がいいってなもんじゃない！！！

顔が見えない分、声と読み方で演技をしないといけないじゃないですか！？

持って生まれた抜群のリズム感の良さの成せる業なのかどうか私には分かりませんが、抑揚の利かせ方や間の取り方が大野君は上手だなと思いました。

出演しているベテラン俳優さん達と比べたら大野君の演技力はまだまだ未完成ですし、結構棒読みちっくなシーンもありました。

決してファンの欲目でも３１０４マニアと言う名のフィルターがかかっている訳でもなく、手紙の朗読は素晴らしかったです。

演技力も、どこまでも伸びやかな美声も、進化してパワーアップした２００８年の今、吹き替えかナレーションをしている大野君の声を聞いてみたいと激しく思いました。

超絶にうっとりしまくりなはず。

大野君の声だけで芋焼酎ロックを８杯は飲めるはず。

ベロンベロンに酔いしれられるはず。

絶大なるＬＯＶＥが加速するはず。

・・・・・　もういいですか！？

フヘヘヘヘッ♪

今回貴重な映像を見させて頂いて本当に良かったです。

まさか大野君がこんなに素晴らしい作品に出演していたなんて思いもしませんでした。

心に傷を持っていて、ナイーブで、これまでずっと自分に自信の持てなかった心優しき青年がある事がきっかけで強く成長していく姿を大野君は好演していました。

傷つきやすそうな哀しげな眼差しに惚れました。

実験結果、『役者な智にマニアック』！！！

長きに渡りお付き合い下さいまして有難うございました。

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３１０４マニアでいらっしゃるブライスさんに教えて頂いたんですが、ココ（ＴＢ○）からのリクエストとジャングルの奥地さん（ヘルプ　⇒　お問い合わせはこちら　⇒　カスタマーサビスに連絡）へのリクエストが多ければ多い程、ＤＶＤ化実現の可能性が高くなるそうです。

先程両方から『四分の一の絆』のＤＶＤ化希望をお願いしてきました。

コメント欄で教えって下さった通り、このドラマはＴＢ○制作の作品では無いので再放送のリクエストは皆さんがお住まいになられている地域の系列局にお願いをするのがいいかと思います。

このドラマは是非ともＤＶＤ化、もしくは再放送をして頂きたいです。

物語も感動巨編でしたし見応えたっぷりな仕上がりなんですもん。

大野君がシリアスな演技をしている姿をがっつり見れるんですもん。

何故これが未だに世に出ていないのかが不思議でならない１月の夜。